ワットパクナムの緑ガラス仏塔

最近インスタ映えスポットとして注目されているワットパクナムに行ってきました。

見どころ

ワットパクナムは、アユタヤ王朝時代(日本の室町時代)に建設され、19世紀にラーマ3世・4世・5世と3代の王によって改築されました。寺院の周辺には当時造られた運河が今も残されています。

本堂

本堂にはお参りされている地元の人々がたくさんいらっしゃいました。観光客でもお参りセットを購入するとお参りすることができます。中は土足禁止で入口で靴を脱ぎます。

大仏塔

本堂から仏塔へは、ところどころに「緑ガラス仏塔」と日本語で書かれた案内のパウチが貼ってあるので、迷うことはないと思います。(仏塔も見えるしね)

大仏塔はラーマ9世王(故プミポン国王様)と王妃の生誕72年を祝って2004年に着工し、2012年に完成しました。塔は底辺の一辺の長さが52メートルの四角すいで、高さは80メートルあります。すべて大理石で造られており、塔の先端には100キログラムの黄金の宝珠が備えられているそうです。

塔の中は土足禁止です。外階段の手前で靴を脱ぎます。

仏塔は5階建てで外階段を上ったところが2階となります。有名な緑ガラス仏塔は5階にあります。中にエレベーターがありますが、動いているのは土日だけのようです。

2階はセレモニーホールです。国王様の写真と仏像が置かれています。

3階は博物館になっています。

4階はタイ仏教界の重鎮である故ルアンポーソット氏のメモリアルホールとなっています。中に入ることはできません。

5階がエメラルド色のガラス製仏舎利奉安塔と天井の仏伝図のある部屋です。予想より大きく天井画の写真も撮影する角度によって黄色っぽく映ったり、緑色になったりするので、写真を撮りまくりました。ここはあくまで寺院であり、地元の人たちが正座してお祈りをしているので、大きな声で騒いだり飛び跳ねたりするのはマナー違反だと思います。実際に、寝っ転がって写真を撮っていた日本人が警備スタッフに注意されていました。同じ日本人として恥ずかしいですね。

下のガラスは蛇の形をしていました。ナーガかな?

写真を撮った後、しばらく座って仏塔を眺めていました。本当に美しいですね。天井の絵は、仏陀の一生を表しているそうです。

5階から外に出られるようになっています。さっき行ったワットクンチャンの仏像と来るときに渡った橋が見えます。

ん!何だか新しい仏像を造っているようですね。いつ出来るんだろう?出来た頃にまた来ることにしましょう。

最後に1階を見たけど何だか分かりませんでした。値札が付いているものもあったので恐らく骨董品か何かを販売しているのではないでしょうか。

行き方

ワットパクナムへのアクセスは、BTSのシーロム線のWUTTAKAT駅(ウタカート)または、TALAT PHLU駅(タラート・プルー)から徒歩15~20分です。
私はウタカート駅で下車しましたが、駅前にタクシーが待機していたので駅からタクシーで行くこともできます。

ウタカート駅のホームから大仏塔が見えます。

私は、先に駅から徒歩でワットクンチャンに行ってから徒歩でワットパクナムに移動しました。

ワット・クンチャンから行く場合は、大仏のある広場の左側の路地の先にある橋を渡ります。

橋を渡って少し進んだ突き当りに右側に狭い路地があるので入っていくと露店が並んでいます。ワットパクナム側から見た路地。

帰りは道に迷ってしまいました

ウッタカート駅に向かってグーグルマップを片手に適当に歩きました。たぶん遠回りしちゃったと思います。

途中に ワットナークプロック がありました。今回は外観のみ。次回は中に入ってみたいと思います。

先にも白いお堂のWat Nang Chi Chotikar(読めません)がありました。私が通りかかった時は門は閉じていて中には入れないようでした。

道に迷っても方向さえ分かっていれば適当に歩いても着けそうな感じがしました。でも、念のためにグーグルマップのGPS機能を使って現在位置は確認していた方が安心ですね。

ワットパクナムは想像通りとても美しい寺院でした。




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