チュニジアンブルーが映える白い街(シディ・ブ・サイド ~チュニジア~)
シディ・ブ・サイドは、地中海に面し た高台にあり、チュニスからTGM(列車)や車で20~30分で行くことができる小さな町です。私は、パッケージツアーで行きましたが、次に行くときは個人旅行にしてゆっくりと時間をかけて観光したいと思っています。できればシディ・ブ・サイドに1泊したいですね。
私は、2009年11月にパッケージツアーで行きましたが、その時はパッケージツアー自体も少なく、私が参加したH.I.Sの添乗員同行のツアーはモニターツアーでした。
もちろんネット上にも情報が少なくて、旅行記やブログも数えるほどしかありませんでした。今もそうかもしれませんが、有名な旅行ガイドのラインアップに「チュニジア」もちろん無く、ガイドブックといえは「地球の歩き方」の一択でした。ツアーでご一緒させていただいた方々は、ほぼ全員「地球の歩き方」をお持ちでした。旅行中に「ガイドブックの〇ページを開いてください。」という会話をした記憶があります。これはこれで便利でしたね。

当時はシディ・ブ・サイドのことは知らなかったので、ツアーでまわるから行くくらいの軽い気持ちでした。チュニスに宿泊して、ツアー最終日の午前中に行って、そのあと空港へ向かった記憶があります。
もともと私がチュニジア旅行を決めたのは、サハラ砂漠とスターウォーズのロケ地に行ってみたいという気持ちからでした。今思えばもっとシディ・ブ・サイドのことを知っておけばよかったと後悔しています。
町自体はとても小さいので、迷うことなく観光できますが、観光地といっても実際に人が住んでいますので、高級住宅地のよそのお宅をそ~っと見させていただくような感じです。昼間でしたが治安は良く、路地裏散策も問題なくできました。
私が訪れた11月は、謝肉祭の前だったこともあって街のいたるところに国旗が飾り付けられていました。シディ・ブ・サイドも例外なく国旗が飾られていて国旗の赤が、差し色となって美しさが増していたように思います。

有名な「カフェ・ド・ナッツ」です。立ち寄る時間はありませんでしたが、松の実の入ったミントティーが人気だそうです。次回は絶対に松の実ミントティーを飲みに行きたいです。

こちらは、海沿いにある「カフェ・シディ・シャバーン」です。このカフェから地中海を見下ろす写真はガイドブックでよく見かけます。ここも時間が足りずに行くことができませんでした。残念!

ひとつひとつのドアも形と模様が違っていて、青色の濃淡も微妙に違ってて素敵でした。素敵すぎて、夢中になってドアの写真を大量に撮りまくりました。



青だけかと思ったら、黄色を発見!

この時は、セールで購入したごく普通のコンパクトデジカメで撮影してたんですよね。なんか写真も不完全燃焼だわ~
私が訪れた翌年にチュニジアでは、ジャスミン革命が起こりチュニジアには渡航できなくなりました。今はまた旅行できるようになりましたが、私は、海外旅行は平和があってこそできる人生の最高の贅沢だと思っています。
この旅行の時、日本人の私に「遠くから来たね」と優しくしてくれたチュニジアの人達に、また会いに行きたいと思っています。