スルタン カブース グランドモスク ~オマーン~

マスカットでは、グランドモスク観光は絶対に外せないですよ!

2018年6月のオマーン旅行記です。

マスカット観光で絶対に外せないのが、「スルタン カブース グランドモスク」です。

スルタンのカブース国王が国民のために建てて贈ったのだとか。1995年に着工し6年の歳月をかけて2001年に完成しました。2018年に訪れたけど、17年前に建設されたとは思えないくらいどこも新品ピカピカでした。

オマーンで唯一で非ムスリムが入ることが許されていて、金曜日を除く午前中(8:00-11:00)に見学することができます。

モスクですので、特に女性は肌の露出の少ない服装(長袖・長ズボン)で、なおかつスカーフで髪を覆います。友人がクロップドパンツを履いていたんですが、ホテルのスタッフにそれではモスクに入れないので、靴下を履くか着替えてきた方が良いと注意されていました。

中庭も手入れがしっかりされていて、緑がとても豊かです。

礼拝堂の床に敷かれているペルシャ絨毯は、600名の女性が4年をかけて手織りで作ったんだとか。イランに行ったときに絨毯屋に行ったけど、シルクだと玄関マットくらいの大きさでも、〇万円したことを思えばこれはもう値段がつけられない遺産レベルの絨毯ですね。

私は、タクシーのドライバーがガイドをしてくれたので、迷うことなく見学することができましたが、礼拝堂にはボランティアの英語ガイドもいました。

礼拝堂の中は冷房完備で、白い柱から冷風が出ていてとても快適です。

ミフラブもとても細かく細工されています。なんだかイランのモスクにあったミフラブに似ています。ペルシャ風なんでしょうか?

女性用の礼拝堂。

どこのモスクにもある手洗い場。

ビジターセンターの看板を見つけたので立ち寄ってみると、イスラム教について紹介しているスペースのようでした。入るとすぐにお茶とお菓子をふるまわれました。スタッフの男性と「どこから来たの?モスクは初めて」って感じの世間話を少しして、ではそろそろ帰ろうかと思ったら「プレゼントだよ」と言って小さな包みをくれました。開けてみたら乳香と香炉でした。日本に帰ってお香を焚くことはないと思うけど、この旅で一番の思い出の品となりました。