ウズベキスタンの簡素なホテル ~その2~

ウズベキスタンツアーで宿泊したホテルはとても個性的でした。

2012年10月にウズベキスタンを旅行しました。

イチャン・カラ観光

ガイドと一緒にヒヴァのイチャン・カラを巡ります。イチャン・カラとは城壁の中の街のことで、ここのシンボル的存在が、作りかけのミナレット「カルタ・ミナル」です。「カルタ・ミナル」とは短い塔という意味だそうで、素敵な青いタイルで装飾されており、もし完成していれば高さ109メートルになったとか。

19世紀にムハンマド・アミン・ハーンの命令で建設が始まりましが、26メートルで建設中止になったとか。理由は、ブハラの街を見張ろうとしたことを知ったハーンが怒って職人を殺したからとか、あまり高いと城内のハーレムが丸見えになってしまうからとか、ムハンマド・アミン・ハーンが戦死したからとか諸説あります。

土色の建物に青いタイルが生えて美しいです。ちなみに写真撮影は有料で、全部で6000スム程支払いました。

10月の旅行だったのと、曇っていたのもあって肌寒かったです。秋に中央アジアを旅する時は防寒を忘れずに・・

ブハラのホテル

午後、バスでウルゲンチへ向かい再び国内線で、ブハラへ飛びました。

ブハラのホテルは、「BUKHARA PALACE(ブハラパレス)」です。
大きなホテルで、ロビーは吹き抜けになっていました。お部屋は標準的なツインルームでしたが、やや狭い感じはしました。今まで宿泊したホテルすべてに言えることですが、清潔感はあります。

ただし・・ここもシャワーは常温でした。この頃になると、最初に部屋に入った時の水回りチェックが「お湯が出るか」ではなく、「水がちゃんと出るか」に意識が変わってきて、水が出て常温であればOKですと言っていました。慣れってすごいですね。

このホテルに2連泊して、ブハラの街をゆっくりと観光します。

ブハラでコウノトリのハサミを買う

カラーンモスクとカラーンミナレット。ブハラ最大のモスクです。カラーンミナレットは近くで見ると、装飾が彫り込んであり美しいです。

「地球の歩き方」に載っていた、コウノトリの形をしたハサミ。大きさが大小の2種類あって、大きい方は追加料金でイニシャルを掘ってくれます。ちょっと切りにくいんだけど、切れ味は抜群です。お土産にもいいですよ。ただし、飛行機に乗る時は、スーツケースに入れて預けてくださいね。

ナディール・ディヴァンベギ・マドラサです。(マドラサとは神学校のこと)入口に2羽の鳳凰が白い鹿(豚?)を掴んで、顔のある太陽に向かって飛んでいる絵が描かれていますが、生き物や顔を描くことは、偶像崇拝を否定するイスラム教義に反しているそうです。なぜ、ここではOKだったかというと、建築の前に「これはキャラバンサライだから動物を描いても問題ない」と言って建設を始めたが、完成してから「実はマドラサでした」と言ったそうな。そんなのアリ?って感じですね。

ブハラに2泊した翌日にサマルカンドへバス移動です。途中にトイレ休憩は挟みますが、どうしても途中で行きたくなったら青空トイレになるとのことです。田舎に来ちゃったなという実感が沸きます。

世界遺産 サマルカンド

サマルカンドでも2泊します。この旅の最後のホテルは、「PANORAMA GRAND(パノラマグランド)」です。建物のデザインなどに、ソビエト連邦を感じました。やたらに広くて寒いホテルでしたし、家具は古くてベッドもクタッっていましたが、清潔感はあります。バスルームが広くて、本当に寒い思いをしました。もちろん、シャワーは水です。

サマルカンドでは、世界遺産のレギスタン広場などに行きました。左からウルグ・ベク・マドラサ、ティラカリ・マドラサ、シェルドル・マドラサの3つのマドラサが並んでいます。地元の人は無料で入れますが、観光客は有料だそうです。

シャーヒ・シンダ廟群は、旅行前から楽しみにしていた場所のひとつで、ティムールの関係者のお墓がズラッと並んでいます。当時は、タイルへの色付けに使われた染料は、ターコイズやラピスラズリを砕いたものだったそうで、現在、同じもので修復しようとすると、とてつもないお金がかかるから修復が難しいんだと、ガイドさんに教えてもらいました。エジプトのガイドも言ってたけど、鉱物でできた染料は、月日が経つと鉱物に戻っていくので、色褪せずに逆に色が落ちにくくなるんだとか・・

最終日は、シルクロード特急でタシケントに移動して、ウズベキスタン航空で日本に戻りました。

旅行説明会での話の通り、ホテルは簡素でしたが、清潔感があってスタッフも、親切にもてなしてくれました。ウズベキスタンの人は、親日家が多く、とてもフレンドリーです。インフラは整っていませんでしたが、その分、未開拓の観光地を楽しむことができるのではないかな。

私が行ったのは、2012年だったので、あれから約5年。ウズベキスタンも変わっていると思います。また、訪れたい国のひとつです。

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